ビーグレンには、独自の浸透技術“QuSome(キューソーム)”があります。
“QuSome(キューソーム)”は、美容成分を角質層の奥まで届けるので、即効性があり、使用量も少なくて済むわけです。でも、美容成分の効果がキッチリ現れるということは、もし危険な成分が入っていれば、ダメージもまともに受けるということですよね!?
ということで、前回から、10-YBさっぱりタイプの美容成分の安全性について考えています。
今回は、アルブチンです。
アルブチンは、酵素の働きを邪魔してメラニン色素が作られないようにする美白成分。「改善効果を確かに持つもの」として、医薬部外品に指定されています。
美白成分に関して、先日、心配な事件が起こりましたね。ロドデノールによる白斑です。このロドデノールという美白成分は、メラニンを作り出す機能そのものを壊してしまうので、肌に色素の抜けた真っ白なまだら模様ができるんです。メラニン色素は美肌の敵と思われがちですが、紫外線から身を守るためには必要な成分。全く無くなってしまったら、皮膚ガンや光老化の加速などが心配されます。
美白成分は、きちんと選ばないと怖いですね。
さて、ビーグレンのローション10-YBに配合されているアルブチンに白斑の心配はないのでしょうか?
アルブチンは、1989年に厚生労働省が医薬部外品として認定されましたが、白斑のトラブルは起こっていないようです。アルブチンの美白効果は、肌の漂白剤と言われるハイドロキノンの数十~数百分の1しかありません。また、ハイドロキノンは配合濃度の限界が設定されていますが(日本では2%まで)、アルブチンにはありません。
つまり、アルブチンは効果が緩やかなので、使い続けなければ白くなりませんし、使うのをやめればメラニンが発生します。
これは、美白効果が低いというより、アルブミンの安全性が高いと評価したほうがいいように思います。
先にも書きましたが、メラニンがなくなったら、肌を紫外線から肌を守れません。もし、美白成分で肌を白くしたのなら、紫外線に無防備になっていますから、キッチリUV対策してくださいね。
----------追記----------
私がこの記事を投稿した約2週間後、ビーグレンがロドデノールについて説明する特集記事を公開しています。そちらはかなり詳しいので、参考になさってください。http://bglenish.com/special/32359.html